「毎日が小田日和だった」
とうとう終わりました。とうとうです。
みんな嬉しそうに笑ってくれました。遠くの人たちは大きく手を振って応えてくれました。それを目の当たりにしていつも不思議な気持ちに襲われました。こんなに大勢の人たちが会いにきてくれた、歌を聴きにきてくれた。「小田日和にしなくちゃ。」
だからどの街でも、ご当地紀行から始まってコンサートが終わるまで、力を尽くして精一杯やりました。少しでも楽しんでもらいたい、明日元気になって欲しい、そういう想いで。来てくれた何人かのアーティストに「アンコールやり過ぎじゃないですか」と言われても「いいんだ1曲でも多く歌うんだ」と心の中で思いました。
会場中にあふれ出たみんなのあれだけの想いが、コンサートが終わっていくと同時に「スーッ…」と消えていく。それがなんだかちょっと寂しくなることがありました。でも、「あーそうか、きっとあの想いはみんながそれぞれに持ち帰って行ったんだ」と考え直しました。
ステージで「出来るだけ早くまた戻って来ます。その日まで元気で。」と伝えて来ましたが、若い人たちのように当たり前に「終わることは次への準備が始まること」という訳にはなかなかいかなくなりました。だからこそ「なんとしてでもまた曲を書いて、きっと待っていてくれるみんなに会いに行きたい」そう思うのです。
残念ながら来られなかった人たち、いつか会える日が来るよう祈ってます。
みんな、来てくれてありがとう。ほんとうに暮しかった。その笑顔ですべてが報われました。
そんなことより 幸せになろう
誰にも負けないくらい 幸せになろう
小田和正
Kazumasa Oda Tour 2016 “君住む街へ”