★コメントタイプ:ひとり語り

★アーティスト:artist-0249

★対象:diary_02755

柴咲コウ・シングル「ホントだよ」発売(作詞・作曲・プロデュース:小田和正)


 キッカケは私が手紙を出したんです。昔から小田さんの歌が好きで、カラオケで歌ったりもしてたんです。でも“小田さんの世界観”というのは若いアーティストに提供してくださるものではないんだろうってずっと思ってたんですが、ジャニーズの方達にも提供されたじゃないですか、だから"私も入れて欲しいって、そう思って、かなり不態だったとも思いましたけど、そんな自分の感情を手紙に書いて送らせてもらったんです。“私は「たしかなこと」が好きだからそんなやつがいい”みたいな(笑)。そしたら「歌を作るのは簡単なことじゃないからすぐには出来ない。もしかしたら出来ないかもしれないけど、努力はしてみます。」というお返事を頂いて作ってもらえることになりました。
 “小田さんの曲だなー”と感じるところは“陽が差してくる”とか“風が吹いてきて”といった事象とその間に入ってくる感情があって、だから小田さんの曲は様々な受け止め方が出来るんだと思うんです。切なくなって泣いてしまう人もいれば、生きているって素晴らしいなあって感じる人も居る。常に普遍的な人間の理想を歌ってくださってるんじゃないですかね?人っていい言葉を投げかけられてもすぐ忘れちゃうけど、小田さんはずっとブレずに投げかけてくれていて、それがいつしか道標のようにもなっていくというか…。
 私は声が小さいし、ブースの横に小田さんが座ってくださったので縮こまってしまったとこもあって、いつも以上に声が小さかったと思うんです。なので「もっと声を張ってください」と言われたし、あと、これは私の癖なんですけど、レコーディングの時、あんまり身体を動かさないんですよ。それはリズムを取ったりして、口元とマイクの位置が変わるのを恐れてじっとしちゃうからなんですが、「もっとリズム取ればいいのに。足をこう(ステップ)したりしないんだねぇ、君は?」とも言われたりしました(笑)
 この曲には小田さんらしさももちろんあるんでしょうけど、何回も歌っているうちに「私のホンネだよ」、「ホントだよって言っているのは私だよ」って最後の最後に思えたんです。だから「私の歌にしてもいいんだ」って思えてすごく婚しかったです。




★コメントタイプ:Q&A形式

★アーティスト:artist-0001


──柴咲さんの印象っていうのは…。


小田和正:
シャイで、ヒネくれてなくて、朴訥な感じもあって。ちょっと男っぽい感じもというか…そんなイメージだったので、そんな曲にしましたけどね。もちろん彼女の音域とか、直接は訊いてないけど、”こういうことを求めているんじゃないが”っていうのを考えつつね。

──彼女は普段、ひとを思いやる気持ちも度が過ぎるとお節介になるみたいなこと気をつけてて、すごく今回の曲が共感できるって言ってましたけど…。


小田:
「ホントだよ」っていうのは、確かに押しつけがましくなくて可愛い感じするからね。このタイトルを決めるまで、ずいぶん時間掛かったけど、これが「こころの近くに」ってタイトルだったら、歌の説明をしてるだけだし…。実際、彼女も「ホントだよ」とか言いそうだし、”地”の部分にも合う気がしたのと、みんなで数える、みたいなことも考えたんだよ。”♪いつも そのこころの 近くにいる”ところとか、実際にコンサートでお客さんと対峙してこそ生きてくるフレーズだと思うからね。この曲を歌ってもらって、会場が暖かく盛り上がってくれたらなあって思いますね。

KAZUMASA ODA TOUR 2011「どーもどーも その日が来るまで」