★コメントタイプ:ひとり語り

★アーティスト:artist-0001

★対象:diary_02808

KAZUMASAODATOUR2011“どーもどーも”その日が来るまで


 あの日、ツアーのリハーサルも後半に入って、僕らは通しの練習をしていました。地震は、東京でも経験したことのないくらい、大きく、そして長く揺れました。テレビに映った被災地の人たちを観て、どんなに言葉を尽くしても、歌っても、励ますことはできない。この状況でツアーをやることは、物理的にも精神的にも、絶対無理だ、と判断して、間近に迫った公演を中止にしたり延期したりしました。本当のことをいうと、今日の、この長野公演もおそらくできないだろう、というふうに僕は考えていました。でも、時間が経つにつれて、このツアーは絶対にやめちゃいけない。今は難しくても、歌うことがいつか役に立つ時がきっとくる。そんなふうに、想いは変わっていきました。この状況を乗り越えていくには、長い時間が必要です。だから僕らも、そのつもりでがんばっていきます。そして、いつの日か、このツアーを振り返る時、それはいつになるのかまったく検討もつきませんけど、やってよかったと思えるように、そして、被災地の人たちを含めたみんなが、喜んでくれるように、一歩一歩、その日がくるまで、明るく走り抜けていく、と決めました。そして、集まってくれたみんなと、今日は一緒に、その第一歩を思いっきり楽しく踏み出したいと思います。
(長野BIGHAT公演初日のMCより)

KAZUMASA ODA TOUR 2012“どーもどーも”その日が来るまで