風のようにうたが流れていた
風は木の葉を揺らし 川面に波を立てて
くり返し季節を運んでは通り過ぎてゆく
そして歌は 僕らの心を揺らし
その時々の想いと重なるようにして流れていた
そんなふうに 風のように流れていた歌を
今だからこそすなおにもう一度 うたってみようと思ったのです。
「クリスマスの約束」を3年もやるとはほんとに思わなかったからねえ。まぁ、あんなふうにちゃんとやってもらって、いい作品が出来上がって、ほんとにやって良かったと思ってまして。で、この先はどうなるんだっていう…そのなんとも微妙なTBSとの関係がついひと月ふた月ほど前まで続いてたんですけれど...。あの後をやるんだったら、もうほんとにいっぱいの人間を巻き込んで、各セクションにそれぞれプロデューサーみたいな、アーティストになるのか、ひとを立ててみんなで本気でやっていくというような、たんなるお祭りになるのか、あるいはチャリティイベントみたいなことに繁がって社会に貢献していくみたいな…わかりませんけれども、そういう方法しかないなって思っていたところに…なんとTBSの方から「レギュラー番組をやりたい!」という話が出て…これにはちょっとびっくりしましたね。びっくりしたっていうか、息が止まったというか…ねえ。確かに面白いかもとは思うけれど、やり始めたら大変なのはわかってるし、相当な準備をして臨んだりするからね。体力的にも精神的にも相当大変だと思って…ましてテレビですから。でも、まぁやるんなら今しかないだろうってことで、ミーティングにミーティングを重ねて、これをやることにしたんですよ。ずっと言ってきているように、もうはリスクのないことに進んでいく力をなかなか見いだせないから……あえてこれもまた、そういうものをしょってやっていくべきなのかなって…それにしてもあまりにリスクが大きいかもしれませんが、さらにこれから体力とか気力が無くなっていくようなこともあるだろうし…思い切ってやってみようと、ね。で、結果は、もちろん無念とか、いろんな事も待っていると思いますが、そのリスクの向こうに、思い出とか、あ~だった、こ~だった、という話が待っていればいいのではないかと思います。「クリスマスの約束」の時も、あれもかなりのリスクでしたからね、それでほとんどもう「ええい!」っていう感じで飛び込んで行って、結果、思い出もたくさん残ったし、仲間も出来て、いろんな交流も生まれて…どう考えてもマイナスを感じる余地のないくらいのイベントだったんで…今回もたぶん…まぁあれに比べれば、リスクはさらに大きいですけど、あえて飛び込んで行こうと準備をしています。まもなく番組の第一回目の収録があるんで....いったいこれでいいんだろうかって…ちゃんとした企画がないとだらだらとしたつまらないものになりますからね。ただがむしゃらに歌っていればいいんだっていうのならいいんですけど……とっても不安で。やっぱりたいくつされるのが一番イヤだからね。どんな人が見ても「あぁ、面白そうだな」って最後まで見てくれるような……。最初だけ見て、あぁつまんないからやめちゃうみたいな(笑)そういうのにはならないように頑張っていきたいと思います。やっぱりコケたくはないですからね。だからもう台本みたいなものも作っていますが、推敲に推敲を重ねて……収録ギリギリまでのたうち回りたいな、と思ってます。その番組のタイトルはですね…「風のようにうたが流れていた」。ねえ~抒情的なタイトルでしょ?
振り返ってみると、数え切れないほどの歌が
それぞれの時代に、風のように流れていました。
そして、それは記憶の中に吹く風となって、
今も流れ続けているのであります。
この番組は、ぼくの人生という、まったく個人的な
時間軸に沿って、その時々、そんなふうに流れていた音楽、
そして出会った人たちを、今の自分の気持ちでたどってみよう、
そんな想いでスタートすることになりました。
そんな風が、少しでもみんなに届いてくれれば婚しいと思っています.
★コメントタイプ:対談形式
★アーティスト:artist-0001,artist-0188
「風のようにうたが流れていた」#1 guest:島倉千代子
LET IT BE/朧月夜/赤とんぼ/卒業式/あめにはさかえ/QUIZAS,QUIZAS,QUIZAS/からたち日記/あの頃にとどけ/風のようにうたが流れていた
小田和正:
じゃ、ぼくの大好きな曲を。恥ずかしいかもしれないけど、20歳くらいのお千代さんに戻って歌って、と注文してあります
島倉千代子:
でもそれはちょっと、無理だと言ったんです。もう66だから。台詞だけ20歳でいってくれと言われて、どうしようかなと思って(笑)。少し気持ち悪くなるかもしれませんけれど、一生命がんばりたいと思います。
Kazumasa Oda Tour 2005"大好きな君に"