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TBS音楽特番「クリスマスの約束2021」放送


TBS音楽特番「クリスマスの約束2021」が、2年ぶりに開催!19回目となる今年は、熊木杏里、清水翔太、JUJU、スキマスイッチ(大橋卓弥・常田真太郎)、根本要(STARDUST REVUE)、水野良樹(いきものがかり)、矢井田瞳、和田唱(TRICERATOPS)といったお馴染みのメンバーが参加する中、愛知県出身の男女混合4ピ-スバンド・緑黄色社会の長屋晴子(Vo)が初出演!

緑黄色社会・長屋晴子さんにインタビュー


──今回「クリスマスの約束2021」に初参加されました。小田さんと初めて会ったのはいつですか?


長屋晴子:
2021年夏の愛知のイベント『FUNDAY PARK FESTIVAL 2021』です。小田さんから”写真撮ろうよ”って言ってくれて。すごく気さくな方だなって思ったし、すごい温かい方だなって。歌声そのままの人だなぁって思いました。

──番組のリハーサルは緊張されたと思うのですが?


長屋:
はい。やっぱりリハーサルの空気感が分からなかったので。しかも毎日リハーサルをやっているよって言われていて。私もちょうどツアーが重なっていたので、あまり参加できなかったんです。しかもいきなり初参加の新人が現れて、本当に申し訳ない気持ちで、どんな空気感だろうって思いながら行きました。小田さんに”がんばります!”って言ったんですよ。そしたら"がんばらなくていいよ。楽しもうね”って言ってくださって、その一言にすごく救われました。

──楽しみながらのリハーサルだったんですね。


長屋:
そうなんです。間違って伝わらないといいんですけど、合宿みたいだなって思っていて。部活感があって。毎日のように練習して、みんなでああだこうだ言いながら、より良い音楽を作っていく感じが、もう部活で青春している頃に戻ったような感覚でしたね。本当に毎日楽しくやっていましたね。リハーサルでは、日に日にアレンジが変わるんですよ。昨日までこうだったのに、次の日に行ってみたら変わっていて。その場で教えてもらったりとかして、それも楽しくて。
 そのときどきのみんなの感じ方で"やっぱりこれこうしない?”っていう、そのディスカッションする感じがまずみなさんプロだなって思ったし。

──「Mela!」に関しては?


長屋:
私が入る前に結構できあがっていたと思うんです。最初の練習には行けなかったので、小田さんのアレンジに乗っからせていただく形で参加しました。私が主施律で、小田さんがコーラスという役割はあって、最後のアウトロに“ラララ”って歌っているところの裏で小田さんが歌詞をつけて新しいコーラスをつけてくださったんですよ。小田さんが私達の曲に歌詞をつけたということで気にしてくださっていたのか、その相談をしてもらったことが何度かあったんです。これでいいのかな?って。そのメロディも素敵だし、歌詞も素敵だったので、すごくうれしかったです。途中「本当は君が書いたほうがいいんだよ」って言われたんですけど、私は小田さんが私達の曲に当ててくださった言葉で行きたかったから。それでお願いしますと。

──どんな歌詞のコーラスだったのですか?


長屋:
「きっと今なんじゃない 素直になれば だから今なんじゃない 今だけでも」という歌詞をつけてくださって。きっと「Mela!」の”今なんじゃない”という歌詞を汲んでくださったんだと思います。

──その小田さんのコーラスで歌う「Mela!」はいかがでした?


長屋:
一緒に歌えるということだけでも素敵なコラボなんですけど。自分たちの曲に『小田さん印』が加わるというところがすごく嬉しくて。リハ段階でもすごく嬉しかったんですけど。実際に本番に横に並んで、私が"ラララ”って歌っている横でそれを歌ってくださる小田さんを見てグッときちゃいました。まさか、こんな日がくるとは…。

──小田さんのコーラスアレンジはどう感じましたか?


長屋:
メインじゃないところでも小田さんの声ってすごい音がヌケて聴こえてくるんです。しかもそれが、まったく何も邪魔しない。誰の声ともマッチするなって思ったんですよ。それってすごいことなんですよね。声って、同じラインを歌うと声質が合わないとぶつかったりとか、よく聴こえなかったりすることがあるんですけど、小田さんはそれがないんです。他の人とやっているところを聴いてみても。主旋律を歌う人がどんどん変わっていって、小田さんがコーラスをするということが続くんですけど。本当にどの時も合っているんですよね。なぜなんでしょう(笑)。包み込むような柔らかい声質だからなのか。ぶつかり合わないんですかね。コーラスが多いというのは小田さんの特徴だなって思っていて。“ラララ~”とか歌詞がついていないメロディが小田さんらしさだなと。そのラインが特徴的。リズムなのかな?とり方なのか?わからないですけど、私達が馴染みやすい場所でコーラスが入ってくる感じですね。自分たちの曲にそのコーラスが新しく加わるだけで小田さんの曲になるような、それくらい特徴的なコーラスだなと思います。

──長屋さんがコーラスに参加された曲についてはいかがですか?


長屋:
まず、有名な曲ばかりだったんですけど、世代的に知らない曲もあったりして。そこで素敵な曲を知る機会をいただいたなって思っていました。もしかしたら、この『クリ約』がなかったら出会えなかった曲に出会えたっていう。

──知らない曲とは?


長屋:
吉田拓郎さんの「流星」(1979年)は存じ上げなかったですね。Movieメドレーの「Alfie」も知らなかったです(1966年/Cher)。あと井上陽水さんの「最後のニュース」(1989年)や最後の「Try to Remember」もですね。(1965年/Brothers Four)。
 「最後のニュース」は、最初これ取ってくださいって言われたときに”これどうやって合わせるんだろう?”って思って。歌詞も過激でしたけど、グッときました。それをみなさんで歌うって、メッセージを届けようとしている感じがより良かったなと思っていて。リハとかしながら、ここはこうしようとか。アクセントはこうしようとか、だんだんとしっかりと合っていくようになりました。

──「クリスマスの約束2021」に出演されての感想を伺えますか?


長屋:
今年どころか、本当に音楽人生の中で一番楽しかったんじゃないかっていう経験をさせてもらいました。自分の中で。ワンマンライブとかって、自分が見られる立場でもあるし、自分発信でことが変わっちゃったりするっていうものもあって、プレッシャーがすごいんですよ。なので、楽しいんですけど、緊張が勝っちゃったり、失敗しちゃったらどうしようとか、そういう気持ちがあることが多くて。でも『クリ約』はずっと心から楽しくて。しかもリハのときからずっと。その感覚が初めてで、久しぶりに心からステージで楽しいライブをしたなって実感があったし、ライブ中もちょっと泣けてきちゃうみたいな。終わるのが寂しすぎて泣けちゃうってことなかったじゃないかなって思うんですけど、その体験ができたことが、本当に嬉しく思いました。終演後はおつかれさまという全体の挨拶があって。みなさんと一言交わして帰りました。でもその日家に帰ったら、寂しすぎて…。あんまりお酒とか飲まないんですけど、珍しく晩酌しながら(笑)。小田さんの曲をかけながら、泣いていたんですよ、家で(笑)。終わっちゃった…、終わっちゃったって。私にもこんな時間があるんだって思って、お酒も飲まないし、晩酌もするタイプじゃないし、みなさん酔うと泣き上戸になったり、熱い話するタイプの人とかいるじゃないですか、そういう人たちに半ば憧れていた自分もいて。私もそうなったなって思って(笑)。小田さんの曲をかけて、お酒を飲みながら、”楽しかったなぁ…”って、”寂しいなぁ…”って。”いい曲だなぁ…”って。こんな日が来るとは思わなかったですね。それも含めていい体験をさせていただけたなと思っています。
 ただ、小田さんに1つ言い忘れたことがあって。リハ中に、私のことを”晴子ちゃん”って呼んでくれていたんですけど、その前ば”長屋さん”って呼んでくださっていて。あるタイミングで“晴子ちゃん”って呼んでくれたんですよ。そのときに、“いい名前だよね”って言ってくれたことがすごい嬉しくて。親からもらったこの名前をほめてくれたのがすごい嬉しかったです。

──他に小田さんに伝えたいことはありますか。


長屋:
まずは、ありがとうございますと伝えたいです。今回「クリスマスの約束2021」を通して、音楽愛が溢れた素敵な人たちと一緒にライブをするっていう、素敵な音楽経験をさせてくださって本当に光栄に思っています。今回「流星」をピアノで弾き語っている小田さんを見て思ったんです。私もこうなりたいなって。小田さんは年齢が74歳ですけど、ずっと歌い続けていくってすごくカッコいいことだなって思ったんですよ。誰でもできることじゃないし。自分が小田さんの年齢になったときに、歌手でなくてもいいかもしれないけど、歌を歌っていたいなって強く思ったんです。歌をいくつになっても楽しんでいたいなっていうのを今回の「クリスマスの約束」に出演してすごく感じさせてもらいました。小田さんって、本当にいろんな人の希望だなって思うんですよ。だからいつまでも歌っていてほしいですし、私もそれを目指したいなって気持ちにさせてくださったので、本当に感謝しています。

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