★コメントタイプ:Q&A形式

★アーティスト:artist-0001

★対象:diary_03127

Music for Tomorrow in FUKUSHIMA出演


──福島でボブ・ジェームスと共演されたそうですね。


小田和正:
いつもならもっと音を合わせてから本番なのかもしれないけど、今回はぶっつけ(本番)に近い感じだったんだ。事前に何回か音は合わせたけど、当日のリハもなかったし、開き直ってやった感じだよ。どうせ(完璧には)合わないんだからってね。

──今回のコンサートの主旨へ賛同してのことということで…。


小田:
そう。今回はやる「意義」というものが勝っていたしね、細かいこと言えばそういう演奏だったかもしれないけど、すごく楽しかったよ。テレビの収録もしていたわりには準備もそんな感じでね。歌ったのが手慣れた曲だったぶん、特に慌てることもなくやれたから。

──曲はなにを演られたんですか?


小田:
『言葉にできない』と『今日も どこかで』。『今日も どこかで』をハンドマイクで歌っている時は、自分のテーマとして、「ニコニコしながら歌う」ということだったな(笑)

──歌詞のなかにも「笑顔」は出てきますからね。でも普段の小田さんならまずあり得ない、“開き直ってやる”ということを体験した日でもあったわけですね。


小田:
”紅白歌合戦”て、こんな感じのもっと大変なヤツなんだろうなって思ったんだ(笑)。あれはきっと、いくら準備しても当日キッチリやれるものでもなさそうじゃん?時間も押すだろうし、それをステージ変換とかの時間を削って、その場で調整するんだろうけど。

──生のバンドが伴奏しているのをいいことに、テンボを早めて演奏して、歌手も普段より早口で歌う、なんてことも昭和の時代はあったって聞きますよね(笑)。


小田:
福島も最初はステージ変換の時間を余裕もって45分間くらい取ってたのが、押して押して15分くらいになってたしね。日本のミュージシャンと普段やる時はあり得ないことも、そこはボブ・ジェームスが中心になって仕切っていたからこそ成立したんじゃないかな?彼が冠だったからこそ、問題にする人もいなかったっていうかね。そこはやはり、彼の人柄だろうな。

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