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福島県立喜多方高等学校開校式(校歌作曲)

「小田さんに校歌を作曲いただいて」


 皆さんこんにちは。
 福島県立喜多方高等学校長の遠藤利晴です。
 この4月に、創立以来103年の歴史を持つ旧喜多方高等学校と、同じく93年の歴史を持つ旧福島県立喜多方東高等学校が統合し、新たな学校である福島県立喜多方高等学校としてスタートしました。その新しい学校の校歌を小田和正さんに作曲していただくことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 喜多方は福島県会津地方にある人口45,000人ほどの、「喜多方ラーメン」や「蔵」で全国に名を知られる街です。北には飯豊連峰がそびえ、春になれば「日中線のしだれ桜」の壮大な桜並木が咲き誇る自然豊かな街でもあります。
 新喜多方高校校歌の歌詞は旧両校の生徒、保護者、教職員から募集し、両校で作る校歌校章検討委員会が作成することにしていました。校歌は学校の顔です。統合高校の校歌に統合とともに閉校となる両校の生徒の思いを反映させたいと考えたからです。
 さてそれでは、作曲をどなたにやっていただくか。校歌校章委員会での検討が始まりました。統合高校のスタートへの励ましとなるような方に作曲していただきたい。これからも長く、生徒や地域の方に愛されるような校歌にしたい。東北地方にゆかりのある方がいい。
 そんな議論の中で「小田和正さん」の名前が浮上してきました。小田さんは大学時代を仙台で過ごし、東北大学の校友歌「緑の丘」を作詞・作曲されています。1969年のオフコース結成以来、その音楽の力で多くの人の心を励ましてくれています。両校の生徒の思いがこもった歌詞に、小田さんが曲をつけてくれれば、私たちが望むような素晴らしい校歌になるのではないか。校歌校章検討委員会ではそのように考えました。
 ただ、日本を代表するミュージシャンである小田さんですので、お引き受けいただけるかどうか確信があったわけではもちろんありません。私たちの思いを込めた上ではありますが、半ば「当たって砕けろ」の精神で、当時の喜多方東高校の校長と連名で、ご依頼申し上げました。
 そうしたところ暫くして、ご快諾のお返事をいただきました。この時の喜びは今も忘れることはできません。本当にありがたいことだと思っています。
 その後、校歌が出来上がったわけですが、歌詞を生かした素晴らしい作曲をしていただいたと思っております。校歌の歌詞の中には、「桜並木」「ひめさゆり」「飯豊のやまなみ」などの、喜多方のシンボルを取り入れ、また、旧喜多方高校のシンボル「桜壇」、旧喜多方東高校のシンボル「すずかけ(プラタナス)」という言葉を配しました。そして統合して生まれたこの学び舎で学ぶ生徒たちの思いとして、「明日へともに力あわせて」「喜び多きこの郷から」「新しい世界をつくる」といったフレーズを置いています。
 小田さんのメロディーにより、これらの言葉が立ち上がり、私たちの学校でこれから生まれるであろう一つのストーリーとして私たちの前に浮かび上がってくるようでした。
 去る4月9日、新生福島県立喜多方高等学校の開校式を行ないました。そこで新しい校歌が披露され、小田さんからの応援メッセージもいただきました。体育館に旧両校合唱部が歌う校歌が響き、感無量でした。これから新しい高校を生徒、教職員とともに素晴らしい学校にしていきたいと思います。
 会員の皆様、コロナも落ち着きましたら、ぜひ喜多方の地に足を運んでいただきたいと思います。
 最後になりましたが、作曲を引き受けていただきました小田さん、そしてお世話になったファーイーストクラブのスタッフの方々に衷心より感謝申し上げて稿を閉じたいと思います。本当にありがとうございました。

福島県立喜多方高等学校長 遠藤利晴




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「喜多方高等学校の皆さん、開校おめでとうございます。小田和正です。
 この度、緑あって、みんなが想いを込めて書き上げた歌詞に、曲をつけさしてもらいました。
 この校歌をみんなが気に入って歌ってくれたら嬉しいです。
 さて、いよいよみんなは、ここからこの新しい学校の第一歩を踏みだして行きます。
 自分たちのために、そして、後に続く後輩たちのために、誇れる喜多方高校を作っていってください。
 そして、友達を大切にして、すてきな思い出もたくさんつくってください。遠くから応援しています。
 本日、本当におめでとうございます。」
 
 小田和正

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