SUBARU ブランドCM「wonderful life」オンエア開始
小田和正:
”SUBARU"のCMは、既製の小田像みたいなのをスポンサーが求めて来て…。たしか“軽快な”だったかな?企画書にはそんなキーワードがあったんだよ。
──「スバルの総合安全」というキャンペーンのCMのようですが……。
小田:
そうしたテーマがあったとしても、曲にはなかなか入れようがないからね。「安全を訴える」となると、衝突しても安全です。みたいな画も必要になるわけじゃない?でも曲を書く側としては衝突ではなく、”叙情的に押し切ればいいのに”と思うわけでね。まあ余計なお世話だろうけど(笑)。
──確かに歌詞で細かく説明するのも違いますしね。
小田:
”虹”というのがとても映像として浮かんで、「そんな画を撮ってくれないかな…」という想いもあったんだけどね。でも、自分がやる前のSUBARUのCMで、既に虹が出てくるのがあったんだよ(笑)。
──サビの♪ワーンダフルワーンダフルというところは、どうしてあの言葉が出てきたんですか?
小田:
意味を持たないで軽快で、明るい感じがいいな、ということだったな。やっぱりみんなに分かる英語がいいしね。
★コメントタイプ:ひとり語り
★アーティスト:artist-1257
スバルの新しい企業CM「New SUBARU Story」で、小田和正さんに音楽を書き下ろしていただきました。CMのテーマは、スバルの安全技術。小学生の頃からファンである私(TVで見た「NEXT」の衝撃から)だけでなく、スタッフ一同、企画のかなり早い段階から、小田さんに音楽をお願い出来たらもっとメッセージが伝わるなぁ…と妄想しておりました。コンテをつめればつめるほど、その想いが強くなり、かなり前のめり気味にご依頼をさせていただきました。
ロケに入る前日、デモテープをはじめて聴いた時の緊張は今までに体験したことがないものでした。1フレーズめ。言葉が流れた瞬間に、コンテで思い描いていた世界が一気に実像を持ちました。隣で聴き入っているCMプランナーの顔を覗き込むと、うっすらと涙が…。まだ、撮影に入る前だったのですが、一同、気持ちがマックスに高まってしまったという(笑)。
撮影は、尾道で行われました。クライアント、監督をはじめ制作スタッフの誰もが、物思いに耽るといいますか、いつになく募黙にモニターを見つめる瞬間がしばしばあったのですが、それは尾道という旅情ある街のせいだけではなく。きっとみんなの心に小田さんの唄が鳴り響いていたんだと思います。チームの心がここまでひとつになる現場って、ありそうでなかなか無いもの。小田さんの音楽のもと、同じ想いでCM制作に没頭した達成感の高いロケでした。いい音楽は、人を、街を、風景を魅力的に映します。宣伝部の方々にご尽力いただいたこともあり、撮影後も制作は順調に進み、先日、シリーズ第一弾となる3作品の完成を迎えることができました。今はただ、オンエアが待ち遠しい限りです。
2015年5月15日
電通 第2CRP クリエーティブディレクター 木村年秀
Kazumasa Oda Tour 2016 “君住む街へ”