★コメントタイプ:ひとり語り

★アーティスト:artist-0001

★★diary_02149
2001.7.26 第20回デスマッチ記念大会


ゴルフ・ピアノ・英会話

 30歳になったころ、僕は考えた。「ゴルフ、ピアノ、英会話、この3つは、何が何でも、うまくなってやろう」
 どれも自己流で始めた。英会話の自己流というのも変だが、とにかく、見よう見まねで勝手にやってきた。なんのことはない、どうにも頑固だから、だれかに教わるのが、嫌なのである。だれも信用しない、という悪い癖も、多分に手伝っていたかも知れない。
 10年とは言わない、20年もすれば、うまくなっているだろう。その20年がたった。何年か前、岡本綾子さんのゴルフ番組に出させてもらった。何度か、レッスンを受ける場面があって、素直に言うことを聞いていたつもりが、表情から、「教えても聞かないひと」と、見て取ったのか、その最後に、突然「オダさん、たまには、私の言うこと、信用して下さいね」と突っ込まれて、びっくりした。「なかなか、ひとの言うことはね」とも言えないので、「イヤそんな……」と、ごまかしたけれど、後でテレビを見たら「ヤベッ」という顔になっていた。
結局、3つのうち、圧倒的に多くの時間を、ゴルフにさいてしまった。
時々考える。そのうちの、何割かでも、残りの2つに充てていたら、そしてピアノも、ゴルフも、きちんと名乗っていたら。しかしまぁ、そんなことも含めて自分だからと思い直す。
でも、ピアノを弾けるようになりたいというひと、ゴルフを始めたひとには飾らない
ビルブんさんでいた。しかしまぁ、そんなことも含めて自分
で、ビアバーようになりたいこいうひと、ゴルフを始めたひとには、必ず「最初から、ちゃんと教わった方がいいよ、絶対、近道だから」と言ってしまう。やっぱり、ちょっと後悔してるのかなぁ、結局どれもうまくなっていないんだから。
「ゴルフ・ピアノ・英会話」、頑張ろ。

K.ODA TOUR 2002 『Kira Kira』






★コメントタイプ:ひとり語り

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★★diary_02149
2001.7.26 第20回デスマッチ記念大会


ゴルフと僕

 ゴルフが、ほとんど頭の中から、消えることがある。2作目の映画を撮っている時のこと。「行きたいでしょう、ゴルフ。こんなに晴れてちゃあね」と、映画に直接関係のない、撮影見舞いに来たヤツが言う。「何を引き換えにしてもいいから晴れてくれ」と、祈る気持ちでこの日を迎えたことを、こいつは知らない。

 新しいアルバムのレコーディング、終盤を迎えて色んなことを疑い始める。「自分の思いだけで作ってきたけど、みんな気に入ってくれるかな。でも、オレが今伝えたいことなんだから、きっとこれでいいんだ」。気分を変えさせようとして、スタッフが「加藤さん、またドライバーを変えたらしいすよ」と言う。僕は心の中で「ドライバー?そういえば、確かオレも変えようとしてたんじゃなかったかな」と記憶を呼び戻そうとするが、知らずに気持ちはまた音楽へと帰っていく。そして、仕事が最後の難関を通り抜けたころ、ようやくにわかによみがえってくる。懐かしい、遥(はる)か昔への想いのように。「もうずいぶんやってないなぁ、ゴルフ」。そんな後のゴルフの時、必ず考える。「もう後は、仕事しないでゴルフだけしてればいいよ」と言われたら、僕はどうするだろう。

ゴルフがくれたもの。出会った多くの友たち。たくさんの思い出。学んだこと。しかし、生まれて、そして生きてゆくことに、ゴルフが必要だったわけがない。ただの遊びだもの。でも、心のどこかで、ずっと思い続けるんだ、「ただの遊び?きっと、違う。でも、ゴルフって、いったい何なんだろう、僕にとって」。

K.ODA TOUR 2002 『Kira Kira』