6月5日 1stアルバム「オフ・コース1/僕の贈りもの」発売
最初のアルバムが出来た時は嬉しかったな。
「自分達は音楽をやったんだ」という、
その象徴となるものが出来たんだからさ。
実物を初めて手にした時は、
しばらくじっと眺めてたのを覚えてるよ。
最初にレコードを出した時は見開きジャケットで、
内側に手書きの譜面を載せてもらうように頼んでね。
僕らの時代は、まだ向こうの曲のコピーから入って行く時代だったんだよ。
徹底したコピーで、歌うヤツ、演奏するヤツが異なるから、
最初は自分たちの作った曲をシングルで発売できるなんて思いもよらなかったし、
ましてや自分たちのアルバムを出せるなんて夢にも思っていなかったんだ。
だから、アルバムを作れるってことは大変な出来事で、
プロになってからもそれが当面の夢だった。
(杉田)二郎ちゃんが話をつけてくれて、東芝で作るって話がまとまったんだけど、
その話を聞いても、本当は信じていなかったんだ。結局こわれるんじゃないか、
いや絶対にダメになるって猜疑心もあったから、実際に録音し、プレスして、
発売するまでは信用していなかったんだ。その頃の僕らには、
いい仕事がきても途中で潰れるなんてことしょっちゅうだったからね。
ラジオ関東「ヤングヤングミュージック・イン・テクニクス」にレギュラー出演
スポンサーからはいろいろ言われましたね。
場所がオーディオルームだけに男の客が欲しいですからね。
話し合いの度に「この女の子達は数年もたてばお母さんになるのだから、そうすれば(一階の)電気製品が
必要になる人たち」だからって言い続けてました。彼らには「自分たちで工夫して、リードしていく立場だから」
って言い続けまして…。
演出もない素人の手作り番組だったし、僕自身、音楽に対してまったくの素人でしたから、
彼らを信じきってやってこれたのが良かったのかもしれませんね。
彼らの担当の日は、制服姿の女子高校生が多くて、
番組前に試験問題をやらされたりして真剣に頭を抱えていましたよ。(ラジオ日本・木島章夫)
Kazumasa Oda Tour 2019 「ENCORE!! ENCORE!!」