★コメントタイプ:ひとり語り

★アーティスト:artist-1247

★対象:diary_02908

「グスコーブドリの伝記」全国公開。(主題歌“生まれくる子供たちのために“)


 賢治童話「グスコーブドリの伝記」をアニメーション映画化したいと思い、作品世界を構想しているときに、小田和正さんの「生まれ来る子供たちのために」という曲が、タイトルと同時に小田さんの歌声が、僕の想いのなかで聴こえてきた。この曲をメッセージとして、映画を多くのひとたちに贈りたい。そんな想いは映画の構想にも影響を与えた。生涯で何度も体験した東北の飢饉という自然災害に対して賢治が願った想いと、この曲に含められている想いに同じものを感じたからだ。
 私たちは今、自然と共にどう生きてゆくべきかを問われている。
 そんな時代に、小田さんのこの曲と共に映画を多くのひとに観てもらう機会に遭週できたことを幸せに思う。

杉井ギサブロー(「グスコーブドリの伝記」監督・脚本)




★コメントタイプ:Q&A形式

★アーティスト:artist-0001


──30年以上も前に発表された楽曲が、こうして継続的にニーズを掴んでいくことについてどう感じていますか?


小田和正:
これはとってもありがたいことでその言葉に尽きますが、逆に言えばというような思いがふたつほどありますけど…。ひとつは本当にそんな昔に作った曲で良いんだろうか、その責任を果たせるんだろうか、という思いと、もうひとつは30年以上も前という…今の自分から見るとガキのような頃に作ったものに…つまり新曲を書き下ろしてくれと言われているわけじゃないですから、なんだか戦う前から負けてるんだろうか、これで良いんだろうか、そんな思いに駆られたりもしますね。
 「言葉にできない」にしても…なんか昔の曲を結構使われるので、複雑な気持ちになったりする時もありますが、でも基本的にはありがたいというか嬉しいことだと思っています。僕はドラマの主題曲でヒットするとか、そういうものに恵まれていくような、そういうことに出会っていくようなタイプの人間だとは思ってなかったんで…特に音楽を始めたばかりの頃は、いつの日か企業CMみたいな、その会社の顔になるような音楽を作ってくれみたいなことを言われたら、それはとっても光栄なことで「そんな時がきたらすごく嬉しいな」みたいに思ったことがありまして…。同様に昔の曲でもそういうふうに主題曲に使われたりするってことも甚だ光栄なことであります。

KAZUMASA ODA TOUR 2014 ”本日 小田日和”