★コメントタイプ:ひとり語り

★アーティスト:artist-0001

★対象:diary_02910

キマグレンfeat.小田和正”笑顔の花”(作詞KUREV/作曲ISEKI/編曲小田和正)発売。

アルバム「ON THE BEACH~きまぐれBEST~」に収録。

キマグレンとボク


 初めて二人と会ったのは3年くらい前。あの時たいそう緊張していたと後で開いたけれどそんな風には決して見えなかった。彼らのアルバムを丁寧に聴いて、なかなかいいなあと思っていたので、どんな連中なのかな、イセキの声はずいぶんとんがっているからかなり突っ張ってるのかな、などと想像していたけれど会ったらいいヤツらだった。その年「クリスマスの約束」を手伝ってもらったりして、地元意識もあってかとても近い存在になった。だから何かを一緒にやるところへたどり着いたのは自然な流れだったように思う。曲はとてもスムーズに出来上がった。三人でやるならこの感じと、初めから僕らにイメージがあったから。できるだけ”おとかず"を少なく少なくを目指した、楽器も声も。ギターが一本あって三人がいれば「笑顔の花」になるはず。ステキな曲になったと思う。キマグレンのファンの人たちが気に入ってくれたら嬉しい。

小田和正




★コメントタイプ:Q&A形式

★アーティスト:artist-0140,artist-0305,artist-0304


──おふたりの5年目を迎えての初のベストアルバム、その中の「笑顔の花」を小田さんと一緒にやることになった経緯を教えていただけますか。


KUREI:
2年前、小田さんに「音霊フォレストスタジオ」というイベントに出て頂いた時に「曲を作ってその場でやろうか」という話がちょっと出ていたんです。でもせっかくだったらしっかり作ろうという話になって…ただなかなかタイミングが合わなくて先延ばしになっていたんです。そしてようやくその機会が巡ってきて「笑顔の花」をやることになりまして…。まあその間小田さんのところにはちょくちょく行って歌詞見てもらったり、いろいろ曲を聴いてもらったりしていたんですけどね。そしてその中で「この曲いいじゃん!」と言ってくれたのが「笑顔の花」だったんです。

──そんなに頻繁に会っていたんですか?


KUREI:
そうですね、結構事務所に行ってましたね。ご飯食べに来なよとか誘っていただいたり…(笑)。

──「笑顔の花」は、小田さんプロデュースということになるんですか?


KUREI:
そうですね。プロデュースとアレンジです。あと歌詞のアドバイスもいただきました。

──レコーディング作業はいかがでしたか?


KUREI:
先ほどの話じゃないですけど、すごく優しくて丁寧で勉強になりました。

──レコーディングを一緒にやるのは初めてですよね?


KUREI:
そうですね。ライブのリハーサルとかでスタジオー緒に入ったことありますけど…小田さんはライブのリハーサルだと「まっ、これくらいでいいでしょう」というバターンが多いんですけど、レコーディングだともうちょっと詰めて、みたいな感じになりますね。

──イセキさんはいかがでしたか?


ISEKI:
とにかくすっごい速いんですよ。僕は結構時間がかかるのかなと思っていたんですけど、的確すぎてね…(笑)。たとえば「イセキさぁ、ここをこうすればこうなるじゃん」とか「ここは別のニュアンスでやってみてよ」とか、そういうテイクもちょいちょい録って行って…またそういうちょいちょいのやつがすごく的確なんですよ。たぶん今までのレコーディングで一番速かったんじゃないですかね。あとコーラスとかも僕らは通常1日かけてやっているんですけど、今回はもちろん小田さんにやってもらったということもあるんですけど、あっという間に終わってしまいましたね。もちろんいろいろな準備をしてレコーディングに臨んだんですが、それにしても速かったです。

KUREI:
僕らはいつもポーカル録りにそれぞれ1日ずつくらいかけるんですが、今回は2人で1日だったので、通常の僕らのレコーディングの倍のスピードで録ったということになりますね(笑)。

ISEKI:
でも急いでやっていた、という印象は全くなく、ゆったりやりながらスピーディーでしたね。

KUREI:
それにしても今回のレコーディングは本当に緊張しました。いつもはスタッフと僕と3人くらいでポーカル録りやっているんですけど、今回はまずレコーディングブースがいつもの20倍くらい広くて、なおかつガラス越しの向こう側には十数名の人がいるし、おまけにカメラは回っているし(笑)。通常「こんな感じでどう?」「もう1回!」「OK!OK!」みたいな感じでやっているのが、今回は「今のはど・う・で・す・か・ね…」みたいに誰が聞いてるかわからないから、とりあえず敬語で喋るみたいな感じてしたね(笑)。

──小田さんからはどんな指示があったんですか?


KUREI:
「ん~弱いな!」とか「ちょっと声に自信が無さげです」とか……そして最後は「いいんじゃないですか?とりあえず…」みたいな感じでしたね(笑)。

ISEKI:
今回のコーラスワークは全部小田さんが考えてくれたんですけど、上と下で分けて上のハモリは小田さんと僕、下のハモリはクレイと小田さんがやっているんですよ。これがちょっと新しくて面白いなと思いましたね。

KUREI:
あとたとえば歌詞で「何気ないありふれた言葉をこの場所で使うから響くんだよ」という小田さんの言葉が印象に残りましたね。本当に何気ない言葉なんですけど、メロと言葉と場所を選ぶと全然違ったものに聴こえてくるのが本当にすごかったです。もうこの辺は絶対に真似できないというか、勉強してどうなるわけでもなく、小田さんが年月かけて培ってきたものなんだろうなと思いますね。だから今回ご一緒させてもらって影響受けたとか勉強になったとか、まだそこまでは言えなくて、どちらかと言えば小田和正というアーティストのすごさを改めて垣間見れたなと思いました。一緒にやったら小田さんの背中は思ってたよりもずっと遠かったなという印象です。

──一緒に曲を作るといろいろなことが見えてきますよね。


KUREI:
そうなんですよ。特に創作活動って誰もが見れるものではないじゃないですか。たとえばお菓子を作っていて、その製造ラインってなかなか見れないですよね。食べてみれば美味しいと言えるけど作っている過程というのはなかなか見せてくれない。だから今回はその製造している工場の中を見れたようで、なるほどだからこんなすごい曲ができるんだ、この製造ラインは真似できないなと…だから美味いんだこのお菓子はという感じでしたね(笑)。

ISEKI:
いろいろとメロディのことで指示を受けて「こういうコード進行はどうだ?」とか「こういう雰囲気どう?」とか教えていただきながら作り、曲の展開とか構成を含めて、この曲はとてもシンブルに作られているなと思います。かといってちゃんとひねりもあるし…「笑顔の花」の感覚が今後の曲作りに生かされればいいなと思っています。客観的に「笑顔の花」を聴いたときに「なんてシンプルな曲なんだろう」と思ったことなど、次の曲にいっぱい生かせたらいいなと思っています。

KUREI:
僕は小田和正さんが昔から好きだったんで、一緒に中華料理を食べている風景だけでも感動しちゃってました。「あ!小田さん今チャーハン食べてるよ!」とか(笑)。そして段々と小田さんの人となりが見えてきて、さらに「すげ~な~」と思ったりしています。あと「クリスマスの約束」の時だとなかなか気が抜けないと思うんですけど、レコーディングではちょっと気を抜いてる場面があって、そこはお茶目な感じでしたね(笑)。

ISEKI:
とても当たり前の話なんですけど、小田さんって音楽に対して本当に誠実ですよね。僕らが言った意見とかも真摯に受け止めてくれるんです。だから本当に良い曲が作れたなって思いますね。僕は今回小田さんとやることになって決めていたことがあって……それは絶対に遠慮しないように、ということでした。遠慮した時点でたぶんこの曲終わるなと思っていたんで…さすがに小田さんクラスのアーティストになると萎縮しちゃいがちなんですけど、たとえ小田さんが作ったメロディでもコーラスでも、自分がこっちの方が良いと思ったらちゃんと言おうと思っていて……そしてそれを受け入れてもらったので音楽やっていて本当に良かったなという、自分のことを褒めてもらったというわけじゃないけど、あ~自分の考えは正しかったんだということで、自分はここにしっかり存在しているんだというのを、言葉ではなく空気感みたいなもので感じさせてくれました。

──小田さんにはいろいろと意見を言ったんですね?


ISEKI:
言わせて頂きましたね、僕なりにですけど…(笑)まあ小田さんはたぶん覚えてないと思いますが…(笑)。

──その時の小田さんの反応はいかがでしたか?


ISEKI:
本当に素直に受け入れてくれました。「おお、そうだな」とか「確かに確かに」とか…そして「じゃあこれはどうだ?」とか……だからクレイと僕がいつもやっている曲作りと同じような感じでできましたね。

──言うべき事をちゃんと言えるというのはとても大事なことですよね。


ISEKI:
そうですね。小田さんに言えたので、今後、誰に対しても同じスタンスで行こうと決めました(笑)。

KUREI:
何か小田さん僕らにめちゃめちゃ気を使ってくれていましたね。「これはこう思うんだけど、お前らはどうだ?」とか……「いいよ、意見はどんどん言って」みたいな…そしてこちらが「こういうのどうですか?」と提案すると「よし、試してみよう」みたいな…上からドーンじゃなくて同じ目線で関わってくれていたような気がします。

──クレイさんも小田さんにはかなり意見したんですか?


KUREI:
僕はそれよりも小田さんに「歌詞書け」と言われ、ずっと歌詞作りの繰り返しをやっていました(笑)。そしていろんなバターンを出して「これはこれていいんだけど、これをこう変えるともっといいんじゃないか?」と…確かにそれが良いんですよ。そういうことの繰り返しで、書いては出して、書いては出してという、まるで1000本ノック状態でしたね。2番のサビに関しては小田さんと一緒に書いたような感じで「それならこんな感じにアレンジし直したらいいんじゃないか?」「そし最後にこういうフレーズが入るといいんだよ」みたいな…(笑)もうすご過ぎました。

ISEKI:
今回の曲作りのやり方を基本にして、これから考えられるというのはありがたいですよね。歌詞とかメロディとか…。アルバムも僕らにとってもまた小田さんにとっても地元である逗子の空気感というのがすごく含まれているので、最近忙しくて疲れたなという時にこの曲を聴いてもらって、海風をCDから感じてもらったらいいなと思いますね。

──そして今年の10月は、いよいよ武道館ライブですよね?


KUREI:
そうなんです…ぜひ小田さんに観に来て欲しいのですが、「笑顔の花」の初披露はそこで一緒に!とか。…すいません勝手なこと言ってしまって(笑)。




★コメントタイプ:対談形式

★アーティスト:artist-0001,artist-0140,artist-0305,artist-0304


小田和正:
歌詞書け!

全員:
(笑)

KUREI:
Now?

KUREI:
Today?

KUREI:
今日?

小田:
うん簡単でいいから

ISEKI:
いやぁ何かいいね、この体育会系な感じ。いいなぁ~

小田:
せっかちなだけだよ

KAZUMASA ODA TOUR 2014 ”本日 小田日和”