★コメントタイプ:ひとり語り

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11/11 TBS「クリスマスの約束」リハーサル開始。


 随分前から「来年は…」っていう話をもらって…なんにもアイデアがないのならやめよう、同じ事を繰り返すのならやめよう、みたいな話をして…。去年のが思ってた70倍くらい(笑)とっても評判が良くて…視聴率もとれたようで…そうすると彼ら(TBS)の期待も高まるし。ただ…前回のミーティングで「これで決まった」と言ってたことが、今日、また一気にひっくり返ったりして…やっぱり、自分のことに興味のない人が、チャンネルを回さずに「あ、こういうヤツだったんだ」「こういう歌だったんだ」って思ってもらえるような番組にしたいという思いが常にあるからね。知ってる曲が繋がってればそれなりに見てくれるだろうし。ミーティングは去年の倍以上やってるね。去年は企画がはっきりしてたから、どんどん前に進んでいけるミーティングだったけど、今回は同じ所を何回も何回もぐるぐるぐるぐる廻っているような…。で、いよいよ今日あたりから反復練習をやらなければ間に合わないっていう…一生懸命頑張っていきたいと思います。

12/08 TBS特番「クリスマスの約束2002」本番収録。

TBS特番「クリスマスの約束」収録曲


この日のこと
クリスマス・イブ
愛を止めないで
僕の贈りもの
ギブス
化粧
風に吹かれて
海を見ていた午後
秋の気配

練習風景
I LOVE YOU/恋の予感
チェリー/Everything
Cross Rord/長い間
小さな恋のうた/元気を出して
ガッツだぜ/いとしのエリー
神田川/心の旅/贈る言葉
SOMEDAY/夏色
どんな時も/Fast Love

Fast Love
小さな恋のうた
今日まで、そして明日から
さよなら
HERO
YES-YES-YES
ラブ・ストーリーは突然に
伝えたいことがあるんだ
キラキラ
who who
Yes-No

 今回は、企画段階からあまりに迷走を重ねてたんで、おまけに本番の収録の時になかなか自分が思うように喋れなかったり、歌えなかったり、っていうようなこともあって……。だから自分なりの編集アイデアもあったんで、それで乗り切ろうと立ち会いたかったんだけど、それをさせてもらえなかったからね…でもまあ気持ちとしては「あぁこれで良かったんだ」「ああいいじゃん、いいじゃん」って、安心した部分もあったんだけど…かといって自分で甘い点をつけるって性格じゃないから客観的に観てましたね。でも自分の中の脚本としては「似て非なるもの」だったんで、それで結果的には良かったんだろうって、今は思ってますね。まぁ観てる最中も、一般の人が観たらどうなんだろうって思いながら…。最後までライブの編集を頑張ってくれた中鉢やプロデューサーの阿部龍二郎も彼らなりにいろいろと起承転結、波瀾万丈、強弱をつけながら頑張ってくれたんで、まぁ恥ずかしいものにはならなかったな、と思います。自分は…『完璧主義』って言われるのはまっぴらなんだけど、やっぱり理想は高いんで、もちろん反省点はイヤっていうほどあったにしろ、ひとの作らないような番組が作れて、それでこけたらしょうがないっていうような事で出発してるわけだから…無難にやるよりは、あれで充分自分としてはのたうち回ったかなという気持ちです。周りの人間も「去年より面白かった」って言ってくれた人も多かったんで、伝わるものはあったんだと思います。今回、モンパチ(モンゴル800)の連中がとっても喜んでくれたらしくて。「番組を見られなかったスタッフやメンバーもいるんで「コピー」が欲しい」とか言ってくれて…彼らともいずれ会ったりする機会もあるかもしれないですね。(山下)達郎くんにしても、あれをきっかけに…もちろん彼自身の年齢のせいもあるかもしれないけれど、自分との距離が縮まったようなことを風の便りに聞いたりもするし…桜井君とも前回の手紙があったからこそ「HERO」を歌えたわけだし…。直接的な交流はないけれど、見えないところでみんなとの距離も微妙に縮まっているのかもしれないね。




★コメントタイプ:対談形式

★アーティスト:artist-0001,artist-0184,artist-0183,artist-0119

2003/01/15 神奈川新聞の取材でゆずと対談


北川悠仁:
「クリスマスの約束」は、事前に何曲くらい練習したんですか?

小田和正:
実際には本番ではやらないかも、と思いながら練習していたものもあったからなあ。練習は半年前くらいからやっていたんだけど、本番の5日前くらいまで曲が決まらなくてね。「これは決まりだ」と思っていたものが、途中で「やっぱり違うな」ってなったりして…。

北川:
番組の最後に小田さんが「今回の出来は良かった」って言うのかと思いきや「いやあ、今回はちょっと…」と言い出して、ちょっと意外だったんですけど。

小田:
MC(曲間のトーク)を決め込んでいたんだけど、覚える時間がなくてね。アンチョコを作ったんだけど、眼鏡を掛けるなと言われたから見えなくて(笑)。結局、「えーっと……」みたいな感じになっちゃって、自分では乗り切れなかったんだよ。特番で歌っている曲なんかは、自分の中で一線を越えてくるものじゃないと、その曲をやる説得力が自分の中に生まれないからね。例えば、モンゴル800の歌なんかは、歌っているうちに自分がシラケそうで、最初は歌えないと思っていたんだよ。でも、大勢の人に受ける曲っていうのは、何かあるに違いないわけで、それを知りたいと思って練習しているうちに「おっ!そういうことか。これはいける!」ってね。…逆に練習し始めたら、この1行の詩がどうしても納得できないという曲もあって、取り上げずに終わったのもあったし。まあ、俺の主観でやっていいという番組だったからね。

北川:
そうやって小田さんに歌ってもらえるなんて幸せですよ。その曲の良さって何だろうって掘り下げて、曲とちゃんと向き合っているからこそ、僕らはテレビ協力:神奈川新聞社画面を通して感動できるんだろうし。モンゴル800の歌も、小田さんが歌っているのを聞いて、改めていい曲だなって思ったし。

小田:
俺の尺度っていうのは、昔はだれも気にしてくれなかったけど、今、俺が取り上げることで他のアーティストが自信を持ってくれたり、曲の良さがさらに引き出されるのだとしたらうれしいし、だから責任も感じるよね。君らの曲もおだてるわけじゃないけど(笑)、もっと早くに聞いていれば、特番でやった可能性もあるよね。飛び込んでくるものがあるからね。「夏色」の詩にあるごまかしのないところが好きだし。ほら、結論を逃げているような誇ってたくさんあるじゃない?煙に巻くような詩。英語をやたらと使ったりしてさ。よっほど冗談で使うとかじゃなかったら、俺にとっては意味がないからね。そういう中で、若らの歌とは、もっと早く出会っていたらなぁ、と。…「夏色」は2人で作ったの?

岩沢厚治:
北川が作って、2人でいじりました。

小田:
そう。ただし…。

ゆず:
えっ!?

小田:
いや(笑)。あの曲、変拍子になるだろう?4分の2のところを動かせば全部4分の1になるのにさ。

岩沢:
僕ら路上で歌っていたんで、間(ま)が嫌だったっていうか……。ギターだけの音が続くのが嫌で、詰め込んじゃったんです。その間に耐えられなくて。

小田:
なるほどね。路上からきてた曲だからか…。

Kazumasa Oda Tour 2005"大好きな君に"